保存性が高く携行性にも優れている缶詰。
スーパーをはじめ、コンビニでも入手しやすいやきとり缶は、少しアレンジを加えるだけで美味しい料理に変身します。
今回はやきとり缶にチーズを加えた、ご飯が止まらなくなるやきとりチーズ丼をご紹介します。
やきとりチーズ丼のポイント
缶詰でメインを調理
今回、メインのお肉はコッヘルなどの調理器具を使わず、缶詰を使って加熱調理をしています。
当然ながらアウトドア向きの軽量な鍋やフライパンを使ったほうが効率は良いですが、調理器具を省くことで重量減になり、身軽に登山ができるようになります。
今回は白飯を温めるのにシェラカップを使っていますが、ご飯をコンビニのごはんや自宅から持ち出せば、さらなる軽量化も可能です。
テント泊では不便になってしまいますが、ハイキングなどの日帰りでは缶詰のこうした使い方もおすすめです。
味付け済みで失敗しにくい
缶詰調理の大きな利点といえば、味付け済みで調理しやすく、失敗しにくいという点です。
登山では限られた環境で調理を行うため、イメージ通りにいかないことも珍しくありません。
想定通りにいかず失敗することもある登山の調理において、調理済みで材料を加えるだけでアレンジもしやすい缶詰は、安心感がありとても頼りになる食品です。
材料

- やきとり缶詰:2個 ※白飯に応じて1缶でも
- 白飯:1パック
- チーズ:2枚
- 玉ねぎ:適量
- わけぎ:1パック
- 水:50cc
作り方
やきとりと玉ねぎ・チーズを加熱する

はじめにやきとり缶詰に玉ねぎを乗せて加熱します。
強火で加熱するとタレが溢れたりしてしまうので、弱火で加熱するのがポイントです。
玉ねぎがシナシナになったら大丈夫です。
その後、チーズを加えて混ぜておけば具は完成です。
白飯を加熱する

次に白飯を加熱します。
白飯は水を加えて弱火で温めます。
湯煎だと時間がかかりますが、この方法だとパックご飯でも短時間で加熱できます。
ただし、仕上がりが少し水っぽくなってしまうこともあるので、水の入れすぎには注意します。
白飯の上に具とわけぎを乗せて完成

最後に具を乗せ、わけぎをかけて完成です。
タレがしっかり染み込んだお肉に、玉ねぎの甘みとチーズが良く合います。
コチュジャンを加えてタッカルビ風にするのも良いですね。
やきとりチーズ丼でのんびり山ご飯を

やきとりチーズ丼、いかがでしたか。
作りやすくて美味しく、食べごたえも十分。日帰りからテント泊まで、どんなシチュエーションにも合うやきとりチーズ丼を、ぜひ堪能してみてください。