おかずと白飯がひとつの食器で豪快に食べられる丼ものは、普段の生活のみならず、お腹が空く山でも食べたくなります。
今回はちょっとした工夫で手軽に作れるさつま揚げ丼をご紹介します。
さつま揚げ丼のポイント
めんつゆを使って調味料をシンプルに
さつま揚げ丼の味付けで使うのは、煮物やそば・うどんなどで使うめんつゆです。
丼ものでは、出汁やみりんなど、複数の調味料を加えますが、これを山で用意するとなると非常に面倒です。
めんつゆは今回のさつま揚げ丼に必要な調味料が全て含まれているので、これひとつで仕上げることが可能です。
加熱済みのさつま揚げで時短でバリエーションを楽しむ
既に加熱済みのさつま揚げを使うことで、衛生面で安全に、かつ調理時間を短縮することが可能です。
魚肉のすり身を揚げたもので、油気と食べ応えがあり、種類によって生姜や玉ねぎなど、すり身以外の具材を入っているものがあります。
バリエーションも増やせるので、好みに合わせた丼に仕上げるのも楽しいです。
材料
- 白飯:1杯分
- さつま揚げ:2枚
- 卵:1個
- 玉ねぎ:適量※今回は冷凍でカット済みを使用
- めんつゆ:大さじ2
- 水:適量
- 乾燥ネギと海苔:適量
作り方
さつま揚げを切る
はじめにさつま揚げを好みの大きさに切っていきます。
今回は食べやすくサイズ感のある拍子木切りです。
事前に切り分けて持ってくるのも良いです。
さつま揚げと玉ねぎを焼く
次にさつま揚げと玉ねぎを焼いていきます。
登山向けのフライパンは表面に加工が施されています。さらにさつま揚げの油気を利用すれば油を敷かずに焼くことができます。
既に火が通っているので、表面に焼目が付く程度で加熱すれば大丈夫です。
めんつゆと溶き卵を加える
加熱したらめんつゆを加え、その後溶いた卵を流し入れます。
めんつゆの味が濃いと感じる場合は、少量の水を加えて調整しましょう。
卵は1個なのですぐに火が通ります。蓋を使わずに済むのも山ならではの工夫です。
白飯に盛り、乾燥ネギと海苔をかけて完成
最後に白飯の上に乗せ、乾燥ネギと海苔で彩りを加えて完成です。
甘辛の味が白飯との相性バツグン。あっという間に食べ終えること間違いなしです。
さつま揚げ丼を食べて登山でお腹いっぱい
めんつゆで作るさつま揚げ丼は、山で料理を作る楽しさを感じられる一品です。
今回のレシピだけでなく、メインのさつま揚げを変えたり、紅生姜などで香りや彩りをプラスするのもおすすめです。
さつま揚げ丼をハイキングから登山まで、様々なシチュエーションでぜひ堪能してください。