【簡単山ご飯】フリーズドライで作る味噌煮込みうどん

山ご飯 味噌煮込みうどん 山ごはん

麓は温かくなっても、頂上はまだまだ寒い日が続く山の世界。水分と一緒に塩分、炭水化物等を摂取できる汁物は登山において効率の良いレシピの1つです。インスタントラーメンを始めとしたお湯を入れるだけのものも良いですが、たまには手を加えたものも食べたい。そんな時にピッタリのレシピ、フリーズドライで作る味噌煮込みうどんをご紹介します。

目次

味噌煮込みうどんのポイント

材料を入れるだけ!味足しもラクラク簡単調理

山ご飯 味噌煮込みうどん

レシピのベースとなるフリーズドライの味噌汁は、お湯を入れるだけで美味しい料理が完成する便利な加工品です。

うどんを加熱して味噌汁を入れて煮込めば完成、これだけで十分美味しいうどんが食べられます。

今回はつみれを入れて食べごたえと画力をプラス。少し物足りなければ、七味やサラダ油、醤油を加えるだけで美味しくなります。料理に自信はないけど、今までの既製品に少し飽きてきた方には、初めての手作り山ご飯メニューとしておすすめです。

難しい工程がないのに自分流のアレンジも可能で、味噌汁は既製品で味が整っているので、アレンジを加えすぎて失敗という心配もありません。数日の山行でも飽きがきにくいのも嬉しいポイントです。

味噌汁の数だけアレンジ可能

材料にフリーズドライ食品を使用している味噌煮込みうどんは、そのラインナップの数だけバリエーションが豊富になります。

コクがあり深い味わいが特徴の赤味噌を使った味噌汁であれば冬に、甘みがあって食材の味が引き立つ白味噌を使った味噌汁は、具沢山でボリュームが欲しい時におすすめです。

私が個人的に好きなのは味噌汁の一種である豚汁を使った味噌煮込みうどんで、味のベースは肉の旨味が入って甘みもあり、うどんと相性が良いです。山頂で食べていると、何杯でも胃袋にチェックインできてしまいます。

これといった決まった味付けはなく、味噌汁とうどんの相性の良さもあって、基本的にはどのフリーズドライ味噌汁を使っても美味しいので、山に登る度に選ぶ楽しさがあるのが良いですね。

当日に調達でも大丈夫-コンビニで食材が入手可能

冷凍から野菜、生物まで幅広く扱っているコンビニは、登山者にはありがたいスーパーマーケット的な存在です。

うどんは冷凍や生で入手可能で、味噌汁のラインナップもコンビニによって差はありますが、数種類取り扱っているお店が多いです。

うどんに追加で加える野菜や肉も、単身者向けに少量で販売されているものが登山にはドンピシャの量。

さらに味足しの調味料も少量で展開しているので、荷物に追加しても心も財布も、肩も痛みません。

コンビニにはお弁当や冷凍食品でうどんが売られていて「これでも良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、熱々の出来立て、自分好みの味を楽しめるというところは、手作りの味噌煮込みならではのメリットです。

材料

山ご飯 味噌煮込みうどん 材料
  • うどん:1玉
  • 水200ml
  • フリーズドライ味噌汁:1袋
  • つみれ:5個
  • 乾燥ネギ:適量

作り方

お湯を沸かし、うどんを茹でる

山ご飯 味噌煮込みうどん 加熱

水200mlを入れ、お湯を沸かします。沸いたらうどんを入れ、好みの食感になるまで加熱します。この後に味噌汁を入れて煮込むので、こだわりがなければ1〜2分ほどで問題なく、加熱しすぎなくても大丈夫です。

つみれと味噌汁を入れて加熱

山ご飯 味噌煮込みうどん 加熱

つみれと味噌汁を入れて加熱を続けます。味をしっかり染み込ませたい方は、先程のうどんを入れる段階で味噌汁を入れて大丈夫です。つみれに芯まで温かくなったら食べ頃です。

乾燥ねぎを盛って完成

山ご飯 味噌煮込みうどん 完成

最後に乾燥ねぎを盛って完成です。味噌汁で煮込まれたうどんが熱々で、食べるごとに身体の芯まで温まるのを感じます。つみれが丁度良い固さと食感で食べやすく、食べ慣れた味付けでどこまでも箸が進んでしまいます。

気がつくと1玉をすぐに食べ終えてしまい、予備で持ってきていた1玉と味噌汁でおかわりしました。

味噌煮込みうどんで温かい山ご飯時間を

山ご飯 味噌煮込みうどん

フリーズドライを使った味噌煮込みうどんは、手軽に手作り料理を登山で楽しめるおすすめレシピです。

味噌汁の数だけのバリエーションがあり、味付けも調味料を投入するだけで自分好みにできるので、初めて作る山ご飯レシピとしてもピッタリです。食材も入手しやすく、日帰りでも宿泊でも役立つメニューで、様々な登山スタイルで楽しめます。

味噌煮込みうどんで、手軽で美味しく、幸せな山ご飯時間を楽しんでください。