登山の体験を写真に残そう!
山に登っていると、ふとした発見に出会うことがありますよね。
そのようなシーンを写真に残したいと思ったことはありませんか?
登山の体験をより鮮明に残すことができるのが、カメラの魅力です!
とはいうものの、多くのカメラの中から、どれを選べばいいのか迷いますよね。
そこで今回は、実際にプロも使っている、
登山にオススメな「軽くて丈夫、高画質」なカメラについてご紹介します!
登山に求められるカメラの性能とは?
ザックの限られたスペース、無理なく背負える重量を考えると、小型で軽量なモデルがオススメです。また、以下にあげる堅牢性も重要になります。
耐衝撃性
耐衝撃性があるものは、ぶつけたり落としたりしても壊れにくいのが特徴です。
「耐衝撃性〇m」などの記載があるものを選びましょう。
防塵・防水性
山では天候が急変することがあります。砂埃や水滴の侵入はカメラの故障につながるため、本体各部に防塵・防滴性能を備えたものを選びましょう。
耐寒性
気温が下がるほどバッテリーの消耗が早くなります。耐寒性を備えたモデルは低温時の電圧低下を抑えられるので、氷点下になる冬山でも比較的長く使用できます。
このような特徴を踏まえ、登山の目的やシーンに合ったモデルをご紹介します。
登山にオススメなカメラ3選
SONY α7Ⅳ
「とことん写真にこだわりたい」という方に。
SONYのα7シリーズは、フルサイズミラーレス一眼で一番有名なモデルになります。
最新のベーシックモデルでありながら、約3300万画素という高画質を活かし、精細な風景もすみずみまで描写できます。また、高精度のオートフォーカスを搭載し、撮りたい瞬間を逃しません。4K動画撮影にも対応しています。
高い堅牢性と軽量化で取り回しやすく、防塵・防滴設計となっているので、登山の厳しい環境でも安心して使用できます。
星空撮影に強い!
フルサイズ一眼は光を多く取り込めるため、一般的なカメラよりも暗所性能に強いです。暗い部分のザラザラとした感じが軽減され、美しい星空を撮ることができます。
可動域の広い液晶モニター
可動域の広い(バリアングル)モニターを活かし、ローアングルや自撮りといったアクティブな写真や動画の撮影にも対応しています。
充実したレンズのラインアップ
広角から望遠、マクロ、ボケ具合を追求した単焦点など、豊富なレンズが揃っています。
私が毎回登山に持って行くのが、広角〜望遠を1本でカバーするタムロンのレンズです!
α7Ⅳは「とことん写真にこだわりたい」という方にオススメです。
フルサイズのミラーレス一眼は、小型で軽量ながらも高精度で階調豊かな写真を撮ることができます。また多くのレンズの中から、お気に入りの一本を探す楽しみもあります。
一般的なカメラよりも本体・レンズともに高価格となりますが、自分が追い求める画角を幅広く表現できるという点において、価格以上のメリットがあると言えます。
Panasonic LUMIX GH6
「写真も撮りつつ、本格的な動画にも挑戦したい」という方に。
動画は写真よりも多くの記録を残すことができ、後から観返す楽しみもあります。気軽に高品質な動画を撮れるようになった現在、YouTubeなどに登山の記録を投稿する人が増えています。
「登山で本格的に動画を撮影したい」という人にオススメなのが、実際に映像のプロも使用する、最新のコンパクトミラーレス一眼です。
高い堅牢性と軽量化はもちろん、防塵・防滴、-10℃までの耐低温設計となっているので、過酷な冬山での動画撮影も可能です。
動画クリエイターにも人気の万能機!
高画質な5.7K(60p)、4K(120p)を筆頭に、幅広いシーンに応えるポテンシャルをもち、プロからも愛用されています。ハイエンドながらも優れたコストパーフォーマンスを実現し、初心者でも手が出しやすいモデルです。
いつでも滑らかな映像を
強力な手ブレ補正により、歩きながらでも自然で滑らかな動画を撮影できます。重い三脚を持って行けない登山に有効的です。
同一規格のレンズをシェアできる
同一規格(マイクロフォーサーズシステム)であれば、パナソニックとオリンパスのレンズをシェアして使うことができます。シーンに合わせたレンズを選ぶことで、千差万別の映像表現が可能です。
GH6は「写真も撮りつつ、本格的な動画にも挑戦したい」という方にオススメです。
SONY α7ⅣよりPanasonic GH6の方が安価でありながら、バランスの取れたパフォーマンスを持ち合わせているのが特徴です。
GoPro
「最小限の荷物でアクティビティな動画を撮影したい」という方に。
荷物の限られた登山では、一般的なカメラだと邪魔になってしまうこともあります。
そこでオススメなのが、アクションカメラのGoProです。
軽量・コンパクトで高い防塵・防水・耐久性を持ち合わせ、多少手荒く扱っても問題ありません。
簡単な操作で躍動感あふれる動画を手軽に高画質で残せます。
写真撮影もできるなど、応用範囲が広いのも魅力です。
アタッチメントによってザックの肩ベルトやヘルメットに装着できるので、両手がフリーになるのもポイントです。
アタッチメントが豊富で、様々な場所に装着できるのがGoProの魅力です!
激しいアクティビティでも滑らかな映像を
ハイパースムース機能を使用することで、段差の登り下りはもとより、トレイルランのように走りながらの撮影でも、ブレの少ないスムーズな動画を撮ることが可能です。
フロントディスプレイで自撮りもラクラク
自撮りをするときに映像をライブプレビューできます。これにより被写体がフレームアウトする心配がなく、撮影後に確認する煩わしさから開放されます。
広角で残す、山の大自然
パノラマをはじめとした広範囲の風景を撮影するときは、最も広い視野角となる「SuperView」モードがオススメです。また、集合写真などは通常の広角を使うなど、シーンによって視野角を選ぶことができます。
GoProは「最小限の荷物でアクティビティな動画を撮影したい」という方にオススメです。
軽量・コンパクトで堅牢性が高く、環境を問わず高画質な写真・動画を撮影できるのが最大のポイントです。今までは撮ることの難しかった迫力あるシーンを気軽に撮影でき、映像表現の幅が大きく広がります。
まとめ
SONY α7Ⅳは「とことん写真にこだわりたい」という方に。
フルサイズのミラーレス一眼は、小型で軽量ながらも高精度で階調豊かな写真を撮ることができます。
Panasonic LUMIX GH6は「写真も撮りつつ、本格的な動画にも挑戦したい」という方に。
SONY α7Ⅳよりも安価でありながら、バランスの取れたパフォーマンスを持ち合わせています。
どちらも一般的なカメラより本体・レンズともに高価となりますが、追求する画角を幅広く表現できるという点において、価格以上のメリットがあると言えます。
GoProは「最小限の荷物でアクティビティな動画を撮影したい」という方に。
軽量・コンパクトで堅牢性が高く、環境を問わず高画質な写真・動画を撮影できます。今までは撮ることの難しかった迫力あるシーンを気軽に撮影でき、映像表現の幅が大きく広がります。
自分の目的に合ったカメラを選んで、楽しい登山ライフを送ってください!