【ワークマンと登山】コスパ抜群!登山にオススメ吸水速乾Tシャツを紹介

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ワークマンで登山に使えそうなTシャツを発見!

筆者撮影

ワークマンで登山に使えそうな吸水速乾Tシャツを発見しました。

その名も「肌がサラサラzero dry-5℃ Tシャツ」です。

半袖と長袖がラインアップされており、お値段はどちらも¥980(税込)です。

このTシャツ、実際に山で使えるのか試してみたのでレビューしていきます。

がサラサラzero dry -5℃Tシャツの特徴

ドライな着心地

筆者撮影

肌がサラサラzero dry -5℃Tシャツの1つ目の特徴は汗をかいてもドライな着心地が続くことです。

その秘密は使われている素材にあります。

このTシャツ表面はポリエステル100%、裏面にはポリプロピレン100%の素材が使われています。

裏面に使用されているポリプロピレンには水を含まない・吸わないという特徴があります。

アウトドアメーカーのウェアにも使用されることがあり、有名なところでいうとMILLETのアミアミインナー、ドライナミックメッシュインナーで使われている素材です。

水を含まない・吸わないという性質から、かいた汗を素早く表面のポリエステル繊維に上げてくれるので、肌面をサラッとドライに保ってくれます。

また表面のポリエステル繊維には水分の拡散性と速乾性があるため、ポリプロピレンが吸い上げた水を素早く広範囲に拡散しすぐに乾いてくれるんです。

さらにポリプロピレンは熱伝導性が低いため体温を外に逃がしにくくなり、保温性も持たせることができる繊維なのです。

ワークマンのTシャツにどれほどの保温性があるかは分かりませんが、ポリエステル100%のTシャツと比べると若干の保温性はあるかもしれません。

遮熱効果

筆者撮影

肌がサラサラzero dry-5℃Tシャツは太陽光の熱線を反射してくれるので、同じような重さのTシャツと比べて-5℃の遮熱効果が得られます。

どういった加工により達成しているのかは分かりませんが、紫外線カット率が99.5%以上とかなり高いので、紫外線が気になる登山ではかなりオススメのTシャツです。

半袖だけでなく長袖もあるので、日焼けが気になる方は長袖を選ぶと良いでしょう。
ちなみに長袖もお値段は同じく¥980(税込み)です。

縫製パターン

筆者撮影

脇腹にプラス1枚多く生地が使用されています。

生地自体にストレッチ性はあるのですが、この縫製パターンによってさらに動きやすくなるんです。

動きやすいだけでなく、腕を上げたときに裾が上がるのも防いでくれます。

登山だけでなく動きがダイナミックになるクライミングにも使えると思います。

サイズ感

筆者撮影

身長163cmでMサイズを着用しています。

Mサイズだと結構ゆったり着ることができます。身長170cmぐらいの男性ならMでちょうど良さそうです。

Sサイズも展開されているので、女性はそちらの方が良いと思います。

筆者撮影

裾は腰骨から10cmぐらい下にきています。
袖もMサイズだと肘上5cmぐらいまで来るので、女性がMを着るとやはり大きく感じますね。

後身頃が少し長くなっているので、かがんだ時に腰が見えるのを防いでくれます。

がサラサラzero dry -5℃Tシャツを山で着てみた

筆者撮影

気温32℃、湿度63%というかなり暑いコンディションの中で実際に山に登って検証してきました。
ちなみに場所は兵庫県の六甲山系の中にあるロックガーデン~風吹岩です。

かなり汗をかいて下に着ていたアンダーウェアはベチャッとしていたのですが、肌がサラサラzero dry-5℃半袖Tシャツのベタツキ感は感じませんでした。

長時間ザックを背負って歩いているとさすがに背中はぐっしょり濡れていましたが、それでもベチャっとする不快感は少なく、汗冷えもなかったです。

Tシャツ裏面のポリプロピレンが汗を含まないためか、肌面はサラサラとまではいかないまでもべたつかず快適でした。

Tシャツの下に吸汗速乾性の高いインナーを着ておけば、低山だけでなく夏の高山でも使える快適なTシャツだと思います。

気を付けるべきポイント

お手入れ方法

出典:Pixta

Tシャツの裏面に使われているポリプロピレンは熱に弱いので、長時間熱を当てると発火する可能性があります。

そのためアイロンやドライクリーニングの使用は絶対にやめましょう。

また洗濯表示にもあるのですが、乾燥機の使用も避けた方がいいですね。
低温でも長時間入れておくと発火する危険性があります。

汗ジミ

出典:ワークマン(1340 肌がさらさら ZERO DRY(R)(ゼロドライ) -5℃ 半袖Tシャツ | 作業着のワークマン公式オンラインストア (workman.jp))

ポリプロピレンが水を吸わない分、表のポリエステル生地に汗が吸水・拡散されることになります。

脇部分の生地にグレーを使っているものは、脇の汗ジミが気になるかもしれません。

コスパ抜群!ワークマンのTシャツで山に行こう!

出典:Pixta

「肌がサラサラzero dry-5℃Tシャツ」はポリプロピレン+ポリエステル素材のおかげで汗を吸ってもすぐに乾いてくれる快適なTシャツでした。

合わせるアンダーウェアを選べば汗冷えの心配もなさそうです。

何より¥980で買えるので、登山用のウェアはできるだけ安く揃えたいという方に是非試してみていただきたい商品です。