【山ご飯】やきとり缶で作る親子丼

山ごはん

登山で食べる山ご飯は、持ち運びしやすく腐りにくい食材が好まれます。近年はフリーズドライ製品が多く出回るようになり、お湯を注ぐだけで美味しい食事が山で楽しめるようになりました。とはいえフリーズドライも美味しいですが、大きく食べごたえのある具材が長期間持ち運べる缶詰は、何十年も続く山ご飯界の定番アイテム。万人に愛される缶詰で作る山ご飯から、今回はやきとり缶で作る親子丼をご紹介します。

目次

やきとり缶親子丼のポイント

ほぼ味付け不要で作れる

タレが染み込んでいるやきとり缶を使うと、ほとんど味付けをすること無く親子丼を作ることができます。出汁や醤油など、複数の調味料を加えて作る親子丼ですが、肉汁も含めてしっかり閉じ込められているやきとり缶を使えば、好みにもよりますが、調味料を持ち込まなくても親子丼が完成します。

コンビニで入手できる食材で作れる

やきとり缶はコンビニでよく取り扱われていて、白飯もおにぎりやパックごはん、または生米も入手できます。最寄り駅や登山口など、現地入手できる食材で作れるのはとても便利です。

アレンジ次第で何度も楽しめる

やきとり缶は色々な種類が販売されているので、やきとり缶を変えるだけでバリエーション豊富な親子丼が楽しめます。また親子丼自体にも、追加で生卵を乗せてみたり、生野菜を持ち込んで街で食べる親子丼と遜色ない仕上がりにしたり、少し手間をかけて美味しい親子丼を作ることもできます。調理に慣れてきたら自分流の山ご飯が作れるのも、登山中の楽しみになりますね。

材料

  • やきとり缶:2個
  • 卵:1個
  • パックごはん:1個※コンビニの白飯やフリーズドライも◎
  • 水:適量

作り方

ごはんを温める

はじめにご飯を温めておきます。湯煎にかけて温め、準備ができたら器に盛っておきます。今回はパックごはんを使っていますが、登山で使われるアルファ米(急速乾燥させた保存食)を使えば、お湯を注ぐだけという時短調理(その間に親子丼を作る)が可能です。

やきとりを加熱し、卵でとじる

続いて親子丼を作ります。やきとりを中火で加熱し、湯気が出て温まってきたら、溶いた卵でとじます。

今回はフライパン用の蓋を使っていますが、アルミホイルや普段使いしている蓋(または被せられるもの)を持ち込んでも大丈夫です。蓋は100均ショップでも入手できるので、コストの負担も少ないのでおすすめです。

ごはんに盛って完成

ふわふわな食感と鶏肉の食感が美味しい親子丼の完成です。慣れ親しんでいる親子丼なのでとても食べやすく、ご飯が進みます。

山で作る親子丼を食べて元気いっぱい!

やきとり缶で作る親子丼は、工程が少なく簡単に作れるレシピです。アルファ米や白おにぎりを使えば時短調理が可能で、手早く作れてボリュームのあるだけでなく、アレンジ次第で何パターンも楽しめるのも魅力です。

慣れ親しんだ親子丼を食べて、山で幸せな時間を過ごしてくださいね。