【簡単山ご飯】手軽なのに美味しすぎる「海老のビスクのリゾット」

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山登りでの食事は手軽にカップラーメンを持っていったり、食材を持ち込んで調理の時間も楽しむなど、登る人に」よって様々です。家で余っている食品を利用して食事をしているという方も多いと思いますが、今回は家に余っていたりスーパーで売っている食品を利用した絶品山ご飯、海老のビスクのリゾットをご紹介します。

目次

海老のビスクのリゾットのポイント

少ない食材で短時間なのに美味しい

私事ですが、調理師の資格を持ってお食事を提供していた時期があり、今も職業柄特定の方達に食事を作っているのですが、ここまで簡単に作れてしかも短時間、山でなくても美味しすぎる調理師泣かせのメニューが海老のビスクのリゾットです。

海老のビスクは粉末のインスタント食品を利用し、お米も加工済みを持ち込めば10分とかからず、湧いたお湯にお米と粉を入れれば出来上がりという、調理が苦手な方でもまず失敗しません。

日帰りはもちろん、テント泊での朝食から冬季で冷え切った日の食事に最適です。

私は沢登りでよく食べ、夕方多めに炊いたご飯で翌日の朝食にリゾットにすることがあります。沢は水流を歩くので夏でも冷えやすいので、こうした温かい食事を手軽に食べられるのはとても助かります。

軽量で持ち運びやすい食材

今回はパックご飯を利用していますが、登山では良く利用される水分を急速乾燥させたアルファ米を持っていけば、粉末スープと合わせて非常に軽量でコンパクトに食材を持ち運ぶことが出来ます。

登山で荷物を入れる際「食材つぶれないかな・・」「結構重たいぞ・・」と苦悩するのは登山あるあるですが、こうした海老のビスクのリゾットはそんな苦悩をスッキリ解消してくれます。

粉末スープとアルファ米を始めとしたお米との相性は登山においては非常に良く、今回の海老のビスクだけでなく、コーンスープやきのこのポタージュなど、持ち運びしやすい上に美味しく作れるアレンジメニューが販売されている粉末スープの数だけあります。

粉末スープやお米はコンビニでも入手しやすいので、急な食材の用意にも困らないのも嬉しいですね。

余った食材を使える

軽量コンパクトで場所を選ばず気軽に作れるというメリットを持つ海老のビスクのリゾットですが、一般的な過程で余りがちな食品を使えるというのが、このメニューの大きなポイントです。

チーズや冷凍ご飯は家では余りがちな食材の代表格で、粉末スープもひとつだけ余って棚の隅に置かれて賞味期限間近、なんてことがあります。

軽量コンパクト性を考慮するなら登山向けの食材を用意するのが良いですが、日帰りの登山や気軽に登って重量を気にしない場合なら、こうした家庭に余った食材を利用すればコストを最小限に抑えてお財布に優しく、かつ美味しい食事を作ることが出来ます。

材料

山ご飯 海老のビスクのリゾット 登山 材料
  • パックご飯:1個
  • 粉末スープ:1袋
  • 水:200m※多少多く入れても大丈夫です。
  • チーズ:適量
  • 乾燥パセリ:適量

作り方

お湯を沸かしてパックご飯を入れる

山ご飯 海老のビスクのリゾット 登山

始めにお湯を沸かします。お湯が湧いたらパックご飯を投入してほぐしていきます。

お米を投入して2分ほど加熱すれば大丈夫ですが、パックご飯は既に調理済み食品で、加熱の意味合いはお米の固さを調節する程度なので、少し食べて固さを見て、好みの状態になれば問題ありません。

粉末スープを入れて混ぜ合わせる

山ご飯 海老のビスクのリゾット 登山

粉末スープを入れ、混ぜ合わせます。粉がダマになりやすく、お米も力強く混ぜるとつぶれるので、丁寧に混ぜていきます。

チーズとパセリを乗せて完成

山ご飯 海老のビスクのリゾット 登山

最後にチーズとパセリを乗せて完成です。

海老の濃厚な出汁と香りが脳の奥まで響き、強烈な旨味とチーズが合わさります。お店に出せるんじゃないかと思うほどの美味しさに夢中になり、あっという間に食べ終えてしまいました。

海老のビスクのリゾットで最高の山ご飯を

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海老のビスクのリゾットは簡単手軽、登山者のニーズに応じて細かに食材を選べ、かつ圧倒的な美味しさが魅力の山ご飯です。山でも街でも食べやすく温かい状態で食べられ、山では普段なら問題ない行動も手間がかかったりする中ストレスフリーの調理手順なので、登山初心者から上級者の方までおすすめです。

海老のビスクのリゾットで、身も心も温まる最高の山ご飯を楽しんでください