【ワークマンと登山】登山初心者にオススメ!ワークマンで買えるミドルレイヤー(防寒着)を紹介

ウェア・服

目次

ミドルレイヤーを安く買いたい!

出典:Pixta

紅葉シーズン真っ盛りの秋山で登山を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「登山靴にリュックにと揃えていたらお金が足りない!ウェアはできるだけ安い物で済ませたい!」とお考えのあなたにオススメしたいのがワークマンです。

ワークマンで買えるこれからの季節の必須アイテム、ミドルレイヤー(防寒着)を紹介します。

ウインドブレイカーとして使える「エアシェルジャケット」

冷たい風を防ぐウインドブレイカーとして使用できるのが「エアシェルジャケット」。

アウトドアブランドで買うと¥5,000以上はするウインドブレイカーが¥2,900(税込み)で買えるんです。

価格¥2,900(税込み)
サイズ展開S, M, L, LL, 3L
色展開ブラック, レッド, オレンジ, グリーン
重量約170g(Lサイズ)
素材ナイロン100%

おすすめポイント①耐水性&透湿性のある生地

筆者撮影

エアシェルジャケットには耐水圧2,000mm、透湿3,000g/m2/24hrsのスペックがある生地が使用されています。

アウトドアブランドが出しているエントリーユーザー向けのレインウェアで耐水圧20,000mm、透湿5,000g/m2/24hrs以上が雨を十分にしのげるレインウェアになるため、ここまでのスペックではないですが小雨程度なら十分対応できます。

ワークマンの公式サイトには「レインジャケットとして対応可能」とあるので撥水性のテストをしてみます。

筆者撮影

よく水を弾いていますね。
ジッパー部分は止水ジッパーではないですが、撥水は効いています。ただ撥水性能が落ちてくると水の侵入はありそうです。

ですが¥2,900で耐水性・透湿性があるジャケットはアウトドアブランドでは買えないので、登山を始めたばかりでレインウェアまで揃える余裕がないという方にオススメです。

おすすめポイント②軽量性&コンパクト性

筆者撮影

重量は約170gとリュックの中に1枚入れていっても邪魔にならない軽さです。

収納サイズは約15cmx15cmぐらいのサイズ感です。

左ポケットにジャケットを収納することができるので、スタッフバッグを失くしてしまった!という心配もありません。

晴れ予報の日の低山ハイキングであれば防寒着兼レインウェアとして持って行っても良いですね。

エアシェルジャケットのオススメ使用シーン

筆者撮影
  • 春~秋の低山ハイキングでウィンドブレイカーとして
  • 晴れ予報の日の低山ハイキングでレインウェア兼ウインドブレイカーとして
  • 夏山高山でウインドブレイカーとして(※この場合は他にレインウェアやフリース、ダウンジャケットなども必ず持って行きましょう)

エアシェルジャケットの細部を確認

筆者撮影

エアシェルジャケットには左右両方にポケットが付いています。

登山地図はさすがに入りませんが、コンパスや2つ折り財布、スマホであれば問題なく入ります。

筆者撮影

フード部分にはドローコードが付いているので、コードを締めることによって雨や風の侵入を防げます。

エアシェルジャケットのサイズ感

筆者撮影

身長163cmでSサイズを購入しました。
ジャケットの裾がちょうど腰骨に来るぐらいの丈感です。

筆者撮影

後身頃は特に長めのデザインになっているというわけではないです。

帽子をかぶった状態でフードを被ってみると少し窮屈な感じがします。
そしてあまり深くフードを被ることができません。

この辺りは登山で使うにはやや使いにくいかなと思います。

筆者撮影

フードの横には反射材が付いているので、普段着で夜間使用する時に安心な作りになっていますね。

この点は作業着を専門としているワークマンだけあってさすがだなと思います。

行動着に使えるフリース「ブロックフリーストレッキングハーフジップ」

出典:ワークマン(1391 ブロックフリーストレッキング ハーフジップ | 作業着のワークマン公式オンラインストア (workman.jp))

適度な保温性と通気性を持つ特殊なフリース生地を使用したジャケットです。

同じ作りのフリース地を使ったジャケットで言うとパタゴニアのR1ジャケットが有名ですが、同じプルオーバータイプで¥17,600するのでワークマンの¥1,280は破格ですね。

価格¥1,280(税込み)
サイズ展開S, M, L, LL, 3L
色展開ブラック, シルバー, ブラウン, マスタード, オレンジ, ネイビー
重量約235g(Sサイズ)
素材ポリエステル94%, ポリウレタン6%

おすすめポイント①フリースの生地

筆者撮影

ブロックフリーストレッキングハーフジップという商品名の通り、ジャケットの裏面にブロック状のフリースが配置されています。

ブロック状に起毛のある所とないところを配置することによって、起毛地のところで保温性を起毛のないところで通気性を確保することができるんです。

そのおかげで行動中に着ても暑くなりすぎず、適度な温かさを保ってくれるんです。

筆者撮影

ちなみにパタゴニアのR1ジャケット(写真緑の生地)と比べてみるとフリース地のパターンとしてはまったく同じですね。

ですがパタゴニアのジャケットの方がふんわり感があるのと、ブロック1つ1つの面積が大きいのでここはやはりお値段の差が現れています。

おすすめポイント②動きやすい縫製パターン

筆者撮影

ブロックフリーストレッキングハーフジップにはゴムのように伸びるポリウレタンという糸が6%使用されています。

これによりジャケットにストレッチ性がでて、着ていてもストレスを感じません。

生地のストレッチ性だけでなく脇下部分の縫製にも動きやすさの秘密があるんです。

脇下部分に生地をプラス1枚多く使用しているため、腕を大きく上げるようなシーンでもツッパリ感を感じにくくなっているんです。

さらにこの脇部分、ボディ部分に使われているフリース地と違ってメッシュの生地が使用されています。

このメッシュの生地がベンチレーションの役割を果たしてくれ、ウェア内の蒸れを効率的に外に出してくれるんですね。

山で行動着として着用しても暑くなりすぎず、心地よく着られるジャケットになっています。

ブロックフリーストレッキングハーフジップのオススメ使用シーン

出典:Pixta
  • 春・秋の低山ハイキングで行動着・防寒着として
  • 夏山高山で行動着として

ブロックフリーストレッキングハーフジップの細部を確認

筆者撮影

ポケットは胸部分に1か所あります。

そこまで大きくはないので、2つ折り財布やスマートフォンを入れるだけでパンパンになります。

筆者撮影

袖部分にはサムホールが付いているので手の甲も温めることができ、寒い季節にはありがたいですね。

筆者撮影

ジッパー部分にはチンガードが付いているので、ジッパーが顎に当たる不快感を軽減してくれます。

そしてジャケットの生地には酸化チタンやセラミックが練り込んであり、UVカット効果を持たせています。

通常ブラックやネイビーなどの濃色に比べてホワイトなどの白が強い色はUVカット率が低いんですが、酸化チタンやセラミックを練り込むことでラインナップされてるシルバーといった色にもUVカット効果を持たせることができているんです。

ブロックフリーストレッキングハーフジップのサイズ感

筆者撮影

身長163cmでSサイズを購入しました。

腰骨下ぐらいまで裾がくるので、丈はやや長めです。

筆者撮影

後はやや長めのデザインになっているので、かがんだ時に腰が見えにくくなっています。

ワークマンミドルレイヤーの気になる点

エアシェルジャケット

筆者撮影(エアシェルジャケット裏面)

エアシェルジャケットは2レイヤー(2層)構造になっているため、表地の裏に透湿防水メンブレンが貼り付けられています。

そのため半袖を着ている時に着ると肌への貼りつき感は感じやすいです。

また3レイヤー構造と違ってメンブレンがむき出しになっているので、鋭利なものでジャケットの内側を擦ってしまったりした時にメンブレンに傷が付きやすくなります。

お手入れ方法は手洗いのみになっているので、極力手で洗うか、面倒な方はジャケットのジッパーを締めて洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

ブロックフリーストレッキングハーフジップ

筆者撮影

ハーフジップのため胸部分までしかジッパーがなく、着脱は結構面倒です。

着たまま行動するのがオススメですね。

またブロックフリースの部分がR1フリースと比べると起毛感が少なく、薄い感じがするので保温性が高いわけではないように感じます。

晴れた日の春・秋の低山や夏の高山など15℃ぐらいのやや肌寒い気温の時に行動着として着用するのがベストだと思います。

ワークマンのミドルレイヤーで秋山を楽しもう!

出典:Pixta

¥3,000以下で買えるワークマンのミドルレイヤーを2着紹介しました。

使う場所を選べば安くても十分登山で使用できるウェアになっています。

登山を始めたばかりで防寒着の購入を考えている方にオススメしたい商品です。

ワークマンのウェアで色とりどりの紅葉が楽しめる秋山に出かけましょう!