【山ご飯】一工夫で美味しく!山で食べる味噌タンメン

山ごはん

山食べる定番メニューのひとつであるインスタントラーメン。お湯を沸かすだけで作れて失敗が少なく、登山に必要な水分や塩分など、必要な栄養を手軽に摂取できるといった利点があり、多くの登山者に親しまれているメニューです。

登山初心者の方から経験者の方まで食べられているインスタントラーメンは、手軽に作れることからアレンジもしやすく、ソロ登山からグループ登山にも対応できる特長があります。またアレンジのしやすさは単調な食事にならないようにメニューを組む宿泊山行でも役立ちます。

今回は野菜たっぷりのタンメンを山で作ってみました。ぜひご覧ください

目次

味噌タンメンのポイント

カット野菜を使って簡単手早く!

タンメンの魅力といえば、麺の上に盛られたたっぷりの野菜です。野菜の食感と香り、徐々にスープに染み渡る旨味が食欲を絶やすことなく注ぎ込んでくれます。

とはいえ山で野菜のカットから始めようとすると荷物が増えたり、事前カットがちょっと面倒な時も。

そうした時は、スーパーで売っているカット野菜を使うのが便利です。

カット野菜は幾つか種類があり、好みの具材を選ぶ楽しみが合ったり、ボリュームがあってリーズナブルなのが特長です。カット野菜とインスタントラーメンを活用すれば、ソロ登山だけでなくグループ登山でも味噌タンメンを作ることができます。

コンビニでも取り扱っているので登山前に入手しやすいのも嬉しいポイントです。

私は事前に冷凍のカット野菜を購入し、保存したものを持っていく事が多いです。日帰りで短時間の場合や涼しい日はとても重宝します。

油やバターを追加してさらに美味しく!

インスタントラーメンは調味料を追加せずそのまま食べても良いですが、ここに油を追加することでコクが増し、さらに美味しくなります。

サラダ油を追加するのが手軽ですが、事前に入手できるならネギ油やニンニク油を使うと、香りから口に入れた時の旨味が別次元に。またラーメントッピングの定番であるバターをプラスすると、程良い塩味とコクでサラダ油やネギ油、ニンニク油とは違った味噌タンメンが楽しめます。

材料

  • インスタントラーメン:1袋
  • カット野菜:1袋
  • 水:適量
  • 塩コショウ:適量
  • ネギ油:大さじ1※お好みでたっぷりかけても

作り方

カット野菜を炒める

はじめにカット野菜を炒めます。今回はフライパンを使用しており、焼色が付いて見た目も美味しさもぐっと上がります。クッカーが限られている場合はコッヘルを使っても大丈夫です。

加熱することで野菜の甘味を引き出すイメージで炒めていきます。

お湯を沸かし麺を茹でる

次にお湯を沸かして麺を茹でます。茹でたお湯は野菜に投入してスープにするので、残しておきます。

野菜にお湯とスープの素を入れる

野菜に麺を茹でる際に使ったお湯を投入します。足りない場合は水を追加します。

野菜は既に火が通っているので、お湯が沸いたら火を止めて大丈夫です。

スープの素とたっぷりのネギ油を入れ、味を確認します。

盛り付けて完成!

麺にスープと野菜を盛り付け、完成です。

ボリューム満点、味噌の深みと野菜の旨味が混ざり合ったスープに麺が絡み合い、ネギ油の香りも加わり、山で作ったとは思えない美味しさに仕上がりました。食べごたえ十分、撮影後は幸せな山ご飯時間を過ごしました。

味噌タンメンで極上の山時間を

カット野菜を活用した味噌タンメンは、山で作るインスタントラーメンが格段に美味しくなるおすすめメニューです。ネギ油を加えてコクが増し、山で作ったとは思えない美味しさに仕上げていますが、トッピングで山でも使えるチューブバターや、ニンニク油で食欲を倍増させるのも良いです。

色々なトッピングで何度でも楽しめる味噌タンメンで、最高の山ご飯時間を過ごしてくださいね。