【湯切り不要!パスタ山ごはん】チキン塩こんぶスパゲティとトマトチーズペンネ

山ごはん

「山ごはんでパスタを作りたいけれど、湯切りってどうするの?」
麺を茹でたら、使ったお湯の使い道に困りますよね。

「山でパスタを茹でたお湯を捨てるのは禁止されているし、でも飲み干すことも無理……」

そんなお悩みをお持ちのパスタ好きな方に朗報!
湯切り不要!もしくは少量の水で簡単にパスタを楽しむことができるのです!

それではさっそくパスタ山ごはんをご紹介します。

目次

2種のパスタを楽しもう!

今回はあっさり系とトマト系の味を変えて、それぞれパスタの種類を変えて作ってみましょう。

まずはじめに、あっさり系「チキン塩こんぶスパゲティ」の食材をご紹介します!

材料(1人分)
・乾麺タイプのスパゲティ 100g(平均分量)×人数分
・鶏胸肉 50g×人数分
・レタス 4枚ほど
・塩こんぶ 好きなだけ

鶏胸肉は塩を擦り込みレンジで温めただけ!保冷剤と一緒に山の上へ持っていけば、腐ることはありません。
新鮮な野菜も、ジップロックのなかに湿らせたクッキングペーパーを敷けば、鮮度を保つことができます。

トマトジュースを使用した「トマトクリームペンネ」の食材はこちら!

材料(1人分)
・ ペンネ 50g(1人前平均分量)×人数分
・玉ねぎ 4分の1
・トマトジュース(ペットボトル)
・とろけるチーズ 2枚
・コンソメ固形 1/2個

今回はマ・マーの「早ゆでペンネ」を使用するので、水に浸しておく必要はございません。
玉ねぎはスパゲティのレタス同様、あらかじめ細切りにしておいてジップロックに入れておきましょう。

フライパンと100円均一で買える”あの袋”を持って……

麺と具材を炒めるためには、フライパンが必要!
アルミニウム素材ではなく、なるべく焦げが付きにくいフッ素加工がされた調理器具を用意しましょう。

今回はこちらのフライパンを使用しました。

「ユニフレーム 山フライパン 17cm」はYAMAP MAGAZINEでアウトドア料理研究家のShihoさんも勧めていて、使い勝手がいい便利な調理器具です。

重さも175gしかないので、どんな山ごはんを作るときでも片手で簡単に振れてしまいます!
個人的には自宅のフライパンよりか使いやすいかも……。

スパゲティの持参方法は、100円均一でも売っている”ジップロック”に入れて持っていきましょう。

麺がそのまま入らなかったら半分に折り、全体的に行き渡るように水を入れてください
「お湯じゃないけれど、大丈夫?」と不安の声もありますが、麺に水分を含ませて柔らかくするイメージなので水でOKです!

登頂したら、山ごはんの調理スタート

本日は標高1,284mの十観山にやってきました。

長野県上田市に隣接する青木村を見ながら、さっそく調理開始です。

レシピ① 水を含ませた乾麺を使った「チキン塩こんぶスパゲティ」

水を入れたスパゲティはどうなっているかな?……おぉ!若干白色に変わっています。
自宅を出発する前なので、およそ3〜4時間でこのように柔らかくなりました。

水分漏れるか心配な方は、保存容器のタッパーか袋を重ねて包んだほうがいいかもしれません。

鶏肉もレンジで温めたので、ほどよく柔らかくなっています。(このままでも食べたいくらい……)

バーナーに火をつけ、水気を帯びた麺・鶏肉を入れて、あとは炒める!
調理工程はただこれだけです。簡単でしょう?

鍋の底がチリチリいってきたら、全体に火が通っているサイン!お皿に盛り付け、最後に塩こんぶをのせたら完成!

レタスも一緒に炒めようとしたのですが、今回は飾りつけとして。
友人が持ってきてくれた冷凍ベリーを添えたらより華やかになりました!

味付けとして少し塩気が足りないですが、塩こんぶがいいアクセントになっていて、美味しかったです。

レシピ② トマトジュースの酸味が効いた「トマトチーズペンネ」

まずはペンネをフライパンに取り出します。

少量の水を加えほんの数秒煮立たせると、あっという間に沸騰。(さすが”早ゆで3分”と謳っているほど!)
わざわざ茹でる必要はありません。

つぎにトマトジュースを加えます。
わたしは今回半分(約150g)使用しましたが、トマトの酸味を濃くしたい方はもう少し多くてもいいかもしれません。

玉ねぎ、コンソメを入れて再び煮立たせます。色鮮やかで、食欲をそそりますね……。

とろけるチーズを上からのせ、

十分に絡ませたら、出来上がり!

ペンネのもちもち具合と、玉ねぎのしゃきしゃき感が最高にマッチしています!
トマトジュースに使われているリコピンは疲労を回復させる効果があるので、これを食べたら下山まで元気に帰れますね(笑)!

主食にもおかずにもなるパスタで山ごはんを楽しもう!

わざわざお湯を沸騰させてパスタを茹でなくても、水を入れるだけで簡単にパスタを食べれてしまいます。

そして今回のように2種のパスタを使用し、味付けを変えるだけで主食にもおかずにも変身できてしまう、まさに万能アイテム・パスタ。

ぜひパスタをアレンジして、山ごはんを楽しみましょう!