過酷な登山の中で生まれた靴下HIKER TRASHを紹介

ウェア・服

登山用の靴下の中でも実際に過酷な登山(トレイル)から生まれたHIKER TRASHを紹介したいと思います。

目次

HIKER TRASH

HIKER TRASHは近年普及してきたUL(ウルトラライト)の原点となったアメリカのロングトレイルから生まれました。

アメリカのロングトレイルはその中でも最も過酷と言われるコンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)を実際に歩き、繰り返し改善されてきた中で生まれた靴下です。

CDTの総距離はなんと5000kmと日本の最南端から最北端を往復する距離に匹敵します。

そんな過酷な環境で繰り返し改善された靴下は一体どのようなものなのか気になりますよね。

パッケージには実際にCDTをトレイルした河戸良佑さんが描いた絵が利用されています。

履き心地

HIKER TRASH ZERO DAY

HIKER TRASHはウールの中でも最高級と言われる防縮メリノウールとスポーツ用の化繊で作られています。
80%MERINO WOOL, 9%NYLON,8%POLYESTER, 3%POLYURETHANE)

かかとはわずかに厚みをもたせており、靴ずれがしずらく、耐久度も上がるように作られています。

履き心地はメリノウールの特性がよく活かされており、サラサラとした肌触りで歩いて汗をかいても張り付くような感覚は少なく今まで履いたこと無い登山用の靴下の感覚でした。

またストレス性能が高い繊維も編み込まれているので、登山用の靴下でよくある締め付けるような圧迫感がないもののずれたり、下がったりなどもありませんでした。

濡れても乾かせる

数日間、縦走した方なら靴下が濡れて気持ち悪い、濡れて靴ずれを起こしてしまった経験もあるのではないでしょうか。

HIKER TRASHは靴下上部にカラビナホールがついており、カラビナやロープを通すことでテント内やザックにつけて乾かす事ができます。

登山靴には穴があるのに靴下には無い事が多いので、シンプルながらも画期的だなと感心させられました。

HIKER TRASHの種類

HIKER TRASHはロング、ミドル、ショートの3種類あります。

全モデルを通して感じたのは中厚手の厚さとなります。
0.5cm〜1cmほど大きめの靴を購入している方はぴったりになるようです。

本格的な登山からキャンプにも便利なロングタイプ

ミドルカットの登山靴に便利なミドルカットタイプ

ハイキングやトレラン、ランニングから日常使いに便利なショートタイプ

まとめ

HIKER TRASHは靴ずれに悩んでいる登山者、汗をよくかく登山者、トレランなどの運動量の多い登山者にとってはメリノウールの性能で汗冷えしづらく、適度なストレッチ性能もあるので足元の違和感が少なく長時間の行動に向いている靴下だと思います。

これほど丈夫に作られていると何年も使い続ける事もできるので1つは持っていても損はない靴下でしょう!