【テント泊装備編】登山のテント泊どうやって始める?

登山キャンプ・テント泊

登山者であればいつかテント泊をしたい、テント泊をしながら縦走したいと憧れる事も多いですよね。

テント泊したいけど自分にはできるのだろうか?どうやってはじめるのだろうか?どれぐらいお金かかるのだろうか?と私も最初は不安ばかりでした。

これからテント泊に挑戦したいと思う登山者にテント泊の装備や始め方をご紹介したいと思います!

目次

テント泊の三大神器

テント泊は快適に過ごせるようにするには多くの装備が必要になります。

どいう装備が必須で、あれば便利なのかをご紹介したいと思います。

[必須]テント

最初はやはりテントでしょう。

登山用のテントはキャンプ用のテントよりも軽量、収納、堅牢(丈夫)に作られています。

テントは快適性と重さが反比例するのでご自身の好みや体力にあった選択をしましょう。

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[必須]シュラフ(寝袋)

シュラフにはダウンの種類と形状があり、それぞれテント泊をするシーンや価格が異なります。

シュラフを決める前に行く山と季節を決めましょう。

例えば燕岳(2763m)はほぼ山頂にテント場があり、100m標高を上げると約0.6度気温が下がり平地よりも約16度低いことになります。

平地が30度であれば約14度になるのでコンフォート温度10度以上を選びたいところです。

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[必須]テントマット

テントマットは寝心地にダイレクトに影響してくるのですが、シュラフと同じで個人差が大きく「横になればどこでも寝れる!」という方はクローズドセルマットを選んだり。

「テントでも寝心地は譲れない!」という方はエアーマットやインフレーターマットを選ぶことがあり好みによって分かれるところです。

クローズドセルマットエアーマットインフレーターマット
寝心地
収納性
保温性
軽さ
パンクのリスクなし有り有り
価格

岩稜帯などでクローズドセルマットをザックの外につけるとひっかかりなどで滑落のリスクが高まるので注意が必要です。

[任意]ランタン

天井から吊るすランタンがあれば、テントで読書したり調理したりする時は快適に過ごすことができます。

ヘッドライトに白のビニール袋をかけたり、ペットボトルに当てるとランタン変わりにもなります。

[任意]枕

エアー式の枕が殆どですが、枕は着替えを入れたスタッフサックやザックなどを代わりにする事もできます。

テントやテントマットの素材はナイロンやポリエステルなどの化繊で作られているのでツルツルと枕が滑り不安定な事がり、100円均一で滑り止めマットを使うと快適に利用できます。

またテントマットと枕を連結できるタイプもあります。

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シートゥサミット(SEA TO SUMMIT)

[任意]フットウォーマー(象足)

フットウォーマーは秋冬に利用する事が多いアイテムです。
足元は冷えを感じやすく、一度冷えると温まりづらく寝心地にも影響するので寒い時期には持っていきたいですね。

小屋泊で利用すると一層小屋泊が快適に利用できるので、是非お持ちください!

[任意]グランドシート(フットプリント)

グランドシートはテントを建てる前に敷くシートです。

テントの生地は人が入ると土や石に数十キロ以上の圧力がかかり、長期的に使うと破れに繋がるリスクが高くなります。
テントとオプションで販売されているケースが多いですが、自作のシートや100円均一などで販売されているシートを利用されている方もいます。

長くテントを愛用したい方はグランドシートを敷くようにしましょう!

[任意]サンダル

トイレに行きたい、写真を取りに行きたい、小屋に買い物に行きたい時にわざわざ登山靴を履くのは億劫なのです。

舗装路を登山靴で歩くときが大変な時も使えたりするので、スリッパがあると快適になります!

カイロ

私はオールシーズンカイロをザックに入れています。山の天気は変わりやすく夏の季節でも、20度の予報が5度になる事もあり寒さで一睡もできない事がありました。。。

それから何度もカイロに助けられたので是非皆さんも持っていくことをおすすめします!

まとめ

テント泊はすべての行程を自分自身で行うので達成感も桁違いです。

快適にすればするほど、重たくなり行動が辛くなる事もあるので「どこまで妥協できるか?」を自分自身に問いながら軽量化を考えるのもテント泊の醍醐味です。

大自然の中でテント泊に挑戦してみませんか?