【簡単山ご飯】サイコロステーキ丼の作り方を紹介

山ごはん

山頂に辿り着き、ホッと一息つきたい頂上時間。登山の思い出に彩りを加える食事は、自然の中ということは分かっていても「美味しさ」「ボリューム」「かんたん便利」など、限られた環境だからこそ求めてしまうところもあります。

今回は、美味しい、ボリューム満点、かんたん便利と、三拍子揃ったサイコロステーキ丼をご紹介します。

サイコロステーキ丼のポイント

圧倒的なボリューム

サイコロステーキ丼の注目のポイントとして「これが山で食べれるの?」と思うほどのボリュームです。

ホカホカの白飯の上に高く積み上げられたサイコロステーキは、食欲旺盛な方も納得の画力があり、見ているだけでヨダレが出てしまいます。

移動距離が長く翌日も行動する宿泊山行時や、食欲旺盛でいくらでも食べれる、そんな方におすすめのメニューです。

とにかく簡単

サイコロステーキ丼は難しい調理の工程は無く、炊く、焼くのみで完成です。

炊くのが難しい場合にはパックご飯やコンビニの白飯や塩おにぎりを使えば、さらに簡単で便利なメニューに昇華され、10分以内で完成します。

味付けもドレッシングを始めとした加工品を使うので、作るたびに味にムラが出ることが少ないのも魅力です。

簡単で便利なサイコロステーキ丼ですが、ベースはそのままに、使うドレッシングを変えるだけで全く違う印象になるので、アレンジがしやすく飽きにくいのもおすすめのポイントです。

山で肉が食べられる贅沢

山での食事は千差万別、意外にも多種多様なメニューを作ることが可能です。

軽量化と必要な栄養補給のみということで、フリーズドライ食品を選択するのもひとつの方法ですが、サイコロステーキ丼は、街と変わらずボリューム満点の肉を喰らうことができるので、とても贅沢な食事タイムが約束されます。

サイコロステーキ丼は量もありますが、あまりの美味しさに気がつけば丼が空っぽになってしまっていることも。

材料

  • 米 :一合
  • 水:適量
  • サイコロステーキ:100g
  • サラダ油:適量
  • 塩コショウ:適量
  • ドレッシング:適量
  • ワサビチューブ:適量

材料のポイント

コストパフォーマンスの高いサイコロステーキ

サイコロステーキといっても種類があり、今回使用しているのは成型肉です。成型肉は比較的コストパフォーマンスが高く、山で価格の高い生肉を持っていくのは気が引けますが、サイコロステーキ(成型肉)なら既に食べやすいサイズに調整されており、持っていく量も調整しやすいという利点があります。

また成型肉は筋がないので食べやすいというのも特徴で、山で疲れた身体では「噛みちぎる」という動作ですら疲労することを考えると、サイコロステーキの特徴は山ではありがたい恩恵です。

加工品で多様なアレンジを楽しめる

和風ドレッシング、わさびを使うことで味付けが安定するのはもちろん、ドレッシングを変えるだけで様々なサイコロステーキ丼が楽しめます。

調味料との相性が良いメニューなので、山椒やチーズ、ガーリックバターなど、加工品を変えるだけで何パターンも楽しめ飽きがこないのが、サイコロステーキ丼の魅力です。

加工品を使うのも良いですが、時間や材料の持ち込みに余裕があれば、白髪ねぎや目玉焼き、アボガドなどを加えると、味にメリハリが付いたり、より豊かな味わいになります。

作り方

炊飯

まず始めに米を炊きます。炊飯の方法はこちらでもご紹介しています。

先に炊飯を始めておけば、蒸らしている間に肉を焼けるので、効率的に調理を進めることができます。

サイコロステーキを焼く

少量の油を引き、サイコロステーキを焼きます。

成型肉を使用したサイコロステーキの場合は、中までしっかり火を通します。

火が通ってきたら塩コショウを適量加え、味を整えます。

白飯の上に盛り付け

蒸らしを終えて白飯を程良くかき混ぜたら、ホッカホカのご飯の上にサイコロステーキを盛ります。積み上げるように盛るとボリューム感が増し、食欲も倍増です。

味付けをして完成

最後にドレッシングを加え、横にわさびを添えたら完成です。

和風ドレッシングの酸味で爽やかな味付けになり、わさびは山ではあまり使う機会も少なく、新鮮なヤマメシ時間を楽しめます。

サイコロステーキ丼で特別な山時間を

サイコロステーキ丼はボリューム満点、簡単便利で美味しいという、非の打ち所のないメニューです。

街では馴染みのあるサイコロステーキも、山の中で食べると非日常的な体験へと変わり、山で食べることの少ないわさびの風味は、単なるボリューム満点のご飯で満腹になるだけでなく、サイコロステーキ丼が特別なヤマメシ時間を提供してくれる最高のメニューになります。

サイコロステーキ丼で、山で至福の時間を過ごしてくださいね。