【イタリアンバル山ごはん】山頂で乾杯!お酒やジュースにも合うおつまみ3品

山ごはん

「山に登るなら、お酒を飲みたい!」

と、ジョッキ片手に晩酌しているそこのあなた!真夏の炎天下、登頂を記念して乾杯するのは水……ではなく、ビールだと最高ですよね。

そんなお酒好きさんのために、最高の山ごはんを考案しました!題して「イタリアンバル山ごはん」。かなりボリュームたっぷりのメニューなので、おつまみだけではなくごはんとしても楽しめます。

コロナウイルスの影響で、行きつけの居酒屋さんへ足を運べない会社帰りのお父さんや、女子会でイタリアンバルをご愛用していたお姉さんも、休日は大好きなお酒とバル食材をもって、山へ行きましょう〜!

目次

調理開始のまえに…

お酒を楽しむ山ごはんだと、人数も増えていくと思いますので、参加される方に合わせて食材や調理器具を調節してくださいね♪

今回はわたし含めて2人分の調理を行いました。使用した調理器具はこちらです。

クッカーは大小どちらも使用するので、中にOB缶を格納して持参しましょう。左側の1合炊き用のメスティンは、前回の「オイルサーディン丼」でもご紹介しましたので、併せてご覧ください!

【山と食欲と私、再現山ごはん】DAISOメスティンを使ったオイルサーディン丼

3品の食材を用意する場合、調味料も数種類必要になってきます。小分けボトルに名札をつけて、こぼれないようにジップロック内で保管しておきましょう!

レシピ① バル定番メニュー「エビと野菜のアヒージョ」

イタリアンバルで必ずと言っていいほど、頼むメニューとは……?そう、「アヒージョ」ですよね。アツアツの具材に香ばしいニンニクの風味が特徴のアヒージョは、お酒がグングンすすむ定番おつまみ商品です。

材料(2人分)
・冷凍エビ            適量
・冷凍ブロッコリー        適量
・マッシュルーム         6つ
・トマト             3つ
・S&Bシーズニング「アヒージョ」 1袋
・オリーブオイル         大さじ5
・フリーズニンニク(お好みで)  適量 

オリーブオイルを弱火で熱し、写真のように気泡がでてきたら、食材(エビ→ブロッコリー→マッシュルームの順)をゆっくり投入しましょう。にんにく風味が強いのがお好きな方は、ここでフリーズドライにんにくを炒めます。トマトは熱を加えすぎると味が変わってしまうので、最後に入れましょう。

※冷凍エビや野菜もある程度は解凍されていますが、油ハネには十分に気をつけてください!

具材が柔らかくなったら、最後にシーズニングを加えて完成です。

レシピ② メインディッシュ「ミートソーススパゲティ」

お酒に合うおつまみだけだと、なんだか物足りないときありますよね。そこで今回は主食として「ミートソーススパゲティ」を作りましょう!普段の山ごはんメニューとしても簡単に作れるので、レシピ必見です!

材料(2人分)
・冷凍ハンバーグ         適量
・水戻しパスタ          100グラム
・たまねぎ(みじん切り)     1/4個
・トマトジュース         130ml
・コンソメキューブ        1/2個

たまねぎは、事前にみじん切りにしておくと山頂における調理の手間が軽減されるので、オススメです!冷凍ハンバーグと一緒に持ち合わせることで、保冷もされるしハンバーグはいい具合に解凍されるし、一石二鳥。

次にトマトジュース→コンソメを投入します、。今回、トマトジュースは265mlのPETサイズ半分(およそ130ml)を使いましたが、味付けのコンソメはトマトジュースの分量に合わせて加減してください。

水に戻したパスタを加えて、あとは煮るだけ!う〜ん、いい匂いがしてきました。早く山ごはん食べた〜い!

レシピ③ 蒸して振るだけ「塩昆布キャベツ」

味が濃いメニューが続いたので、箸休めに軽いおつまみを作りましょう。正確な食材や手順は特にないので、料理が得意でない方や手持ち無沙汰な方にとって、作りやすい1品です。

材料(2人分)
・キャベツ         4枚ほど
・塩昆布          適量
・酢            適量
・ごま油          適量

生キャベツをメスティンへ入れ、少量の水を加えて蒸しましょう。今回はだいたい1分ほど蒸しましたが、シャキシャキ感の歯応えが残っていました。

塩昆布を加え、メスティンの蓋を閉めて大きく振ります!具が混ざったことを確認したら、酢・ごま油をお好みで加えて完成です。

※蒸した直後は、容器が熱くなっているため、やけどに十分に気をつけてください!

標高2,000メートルで乾杯 & 残った場合のアレンジレシピ

車で帰るため、今回お酒は断念!お酒の代わりに、氷菓のアイスボックスにソルティライチを加えたお手製ドリンクで乾杯。暑い山行のあとの水分は、体中がみなぎります……!では3品揃ったところで、いただきます!

どのメニューも、まるで本物のイタリアンバルにいるかのような絶品!おとものバケットについ手が伸びてしまいます。お酒がなくても、最高の山ごはんでした!

残ったアヒージョのスープとキャベツを使い、もう一度メスティンで炒めます!塩昆布も加えたら、前回とはまた違った味わいのおつまみが完成。最後まで飽きることなく、あっという間に完食です。

今回の山ごはんは、およそ30分で完成しました。 手順はレシピ②→①→③の順番で作り進めると、保温でパスタが柔らかくなり、効率よく完成できます。ぜひ試してみてください!