【日帰り登山】丹沢:仏果山と高取山を縦走登山

関東甲信

東西南北に広がる丹沢は、1,000m前後の山々が連なる山域です。

今回は多彩な峰々の中から、日帰り縦走登山を楽しめ、見事な景色を見ながらのんびりできる仏果山・高取山をご紹介します。

仏果山・高取山とは

丹沢東部に位置する仏果山と高取山。仏果山は747m、高取山は705mあり、1,000m以下のハイキングに適した山です。

仏果山は半原富士とも呼ばれる郷土富士のひとつであり、山名はこの山で修行をしていた仏果禅師に由来するなど、仏果山・高取山周辺にはこの地の歴史を感じさせるところが随所にあります。

山頂にはそれぞれ展望台があり、丹沢の主要な山々である大山や蛭ヶ岳・塔ノ岳、遠くは大菩薩なども望めます。

1,000m以下の山ながらも、丹沢らしい登りごたえのあるルートもあり、眺望だけでなく頂上に達するまでも楽しませてくれます。

それぞれの山だけを楽しむのも良いですが、仏果山・高取山の2座を1度に登頂することが多く、両座の距離もさほど遠くないことから、縦走登山を楽しめる山としても知られます。

今回のおすすめコース

今回は宮ヶ瀬湖にある仏果山登山口から入山し、仏果山・高取山を登頂するコースをご紹介します。

コースは宮ヶ瀬湖に位置する大棚沢広場駐車場をスタートし、鞍部の宮ヶ瀬越を目指す前半部と、仏果山と高取山をそれぞれ目指す後半部に分かれます。

登りごたえがある前半部は無理せず標高を上げ、休憩を挟みながら宮ヶ瀬越を目指します。

宮ヶ瀬越以降の稜線歩きは、仏果山で何度か上り下りがあるものの負担は少なく、気持ちの良い登山が楽しめます。

どちらを先に登るかは人それぞれで、両座とも広々とした頂上に展望台があります。

アクセスとトイレ

登山口まではマイカー、または路線バスでのアクセスになります。

マイカーでは大棚沢広場駐車場が利用でき、8時に開場し17時に閉場となります。

17時以降は出庫できないので注意します。また、土日は混み合う時もあるので早めの到着がおすすめです。

路線バスは小田急線本厚木駅からバスが出ており、神奈中バスの宮ケ瀬行きに乗車します。

仏果山登山口で下車し、本厚木駅からは50分ほどです。

本数は1時間に1本程度なので、事前に時間を把握しておくと良いです。

トイレはなく、マイカーの場合は途中のコンビニや道の駅、路線バスの場合は本厚木駅で済ませておきます。

行程

コースタイム体力レベル技術レベル
2時間35分★☆☆☆★☆☆☆
Yamarii登山グレーディング

大棚沢広場をスタートします。車道を5分ほど歩くと、仏果山登山口です。

序盤はクネクネと登ります。

まだまだ登ります。

宮ヶ瀬越に到着です。

まずは仏果山へ。

気持ちの良い稜線歩きです。

仏果山山頂に着きました。

展望台。しっかりしてます。

見事な眺望です。

仏果山を後にして高取山を目指します。

宮ヶ瀬越を過ぎ、高取山方面。

高取山に到着です。

眺望は仏果山同様、ずっと眺めていたくなります。

頂上には幾つかテーブルやベンチがあり、のんびりランチを楽しんで下山します。

仏果山と高取山で丹沢の美しさを堪能しよう

いかがでしたか。コースタイムが3時間以内と、半日で楽しめる仏果山と高取山。

短い時間だからこそ、山頂での時間や眺望など、のんびりと山の時間を堪能できます。

仏果山と高取山でのんびりしながら、丹沢での山時間をぜひ満喫してください。