【Mt.outdoor】最新アウトドアブランドのおしゃれウインドブレーカーを紹介

ウェア・服

目次

新進気鋭のアウトドアブランドMt.outdoor

筆者撮影

先日アウトドアイベントに行った際に、今年できたばかりというアウトドアブランドを発見しました。

その名も「Mt.outdoor (マウントアウトドア)」です。

繊維業界に10年以上在籍している、現役の生地屋さんが手掛けるアウトドアブランドなんです。

日本製の高機能生地にこだわって、アウトドアでも街でもオシャレに着こなせるウェアの開発をされています。

異色の経歴を持つ店主が手掛けるアウトドアブランド「Mt.outdoor」の、ウインドブレーカーを紹介します。

Mt.outdoorのS.L.W.ウインドブレーカーを紹介

筆者撮影

「Mt.outdoor」立ち上げと同時に販売された商品が、「S.L.W. (Super Light Weight)アクティブウインドシェル」です。

名前の通り軽量なウインドブレーカーに仕上がっているので、登山でも問題なく使えます。

登山だけでなく、さまざまなアウトドアシーンや普段着でも活躍するギミックが満載です。

今後ブランドの代表モデルになるであろう、この「S.L.W.アクティブウインドシェル」をどこよりも早く徹底紹介します。

価格17,600円(税込み)
サイズ展開M, L, XL
色展開アーミーグリーン
ブラック
素材ナイロン100%
重量120g (Lサイズ)
公式サイトMt.outdoor

Mt.outdoorのウインドブレーカーおすすめポイント3つ

光沢のないおしゃれな見た目

筆者撮影

「S.L.W.アクティブウインドシェル」の表地には12デニールの薄手生地が使用されています。

薄手ながら引き裂きに強いリップストップ生地になっているため、強度も保たれています。

一般的に薄手の生地に防風性を持たせると、テカリの強い生地になってしまいます。

ですがMt.outdoorの「S.L.W.アクティブウインドシェル」は、12デニールの薄手素材ながら光沢が少ないマットな見た目になっているんです。

光沢が強い生地だとアウトドア・スポーツテイストが強くなってしまいます。

ですがマットな生地感で山でも街でも、違和感なく着られるジャケットに仕上がっているんです。

たくさんのベンチレーション

筆者撮影

「S.L.W.アクティブウインドシェル」の一番の特徴が、たくさんのベンチレーションです。

背中部分に1か所、両脇に1カ所ずつベンチレーションが付いています。

ウェア内の蒸れを効率的に排出してくれるので、登山のハイクアップ時に汗をかいても快適です。

筆者撮影

さらに嬉しいベンチレーション機能が前立て部分にあるボタンです。

ジッパーを全開にしてボタンを留めるだけで、ジャケットのバタつきを抑えながら換気ができます。

登山だけでなくトレイルランニングやサイクリングなどの、アクティブなシーンでも活躍してくれるギミックです。

持ち運びやすいポケッタブル仕様

筆者撮影

「S.L.W.アクティブウインドシェル」は胸部分のポケットに収納できる、ポケッタブル仕様です。

手のひらサイズになるので、ザックの隙間に忍ばせておいても邪魔になりません。

ループも付いているので、カラビナで引っ掛けておくことも可能です。

「収納袋をよく失くしてしまうから、絶対ポケッタブル仕様にしたい」という店主の想いがこもったギミックになっています。

Mt.outdoorウインドブレーカーの機能性をチェック

撥水性

筆者撮影

アウトドアスペックの耐久撥水加工が施されているとのことなので、撥水性をテストしてみます。

既に5回ほど洗濯していますが、水はコロコロ転がってくれます。

小雨程度であれば十分対応してくれそうです。

洗濯をしても動画のように撥水機能が持続してくれるため、登山でも安心して使えます。

とは言え洗濯を繰り返すと撥水機能は落ちてくるので、撥水スプレーでケアしてあげるのがおすすめです。

防風性

ウインドブレーカーに必須の機能である防風性能をテストします。

ウインドブレーカーでドライヤーを包み、外側にティッシュを当ててどれぐらいなびくかで検証します。

比較対象としてモンベルの12デニールのナイロン生地を使った「U.L. ストレッチウインドジャケット」でもテストします。

筆者撮影(※音量注意)

ティッシュを近づけても、ほとんどなびいていません。

風はしっかりとブロックされていますね。

続いてMt.outdoorの「S.L.W.アクティブウインドシェル」の検証です。

筆者撮影(※音量注意)

ティッシュを近づけても、ほとんどなびいていません。

防風性についてはモンベルの「U.Lストレッチウインドジャケット」と遜色ないです。

ガレージブランドでも機能は一切妥協されていないことが分かります。

Mt.outdoorウインドブレーカーの気になる点2つ

背中のベンチレーション

筆者撮影

「S.L.W. アクティブウインドシェル」の特徴は、随所にあるベンチレーションです。

背中部分にもベンチレーションが付いていますが、登山で使うとなると不要な機能になります。

実際に登山で使ってみましたが、ザックを背負うと隠れてしまい背中から風が抜ける感覚はなかったです。

サイクリングをされる方や、普段着で使用する分には便利ですが、登山においてはあまり効果は感じられませんでした。

腰ポケットの位置

筆者撮影

腰ポケットの位置は若干低いように感じます。

ザックのヒップベルトと干渉してしまい、ポケットを全開にして使えません。

もう少し高い位置にあればヒップベルトを着けた状態でも、ポケットにアクセスしやすかったです。

ポケットによく物を入れる方は、注意が必要です。

実際に登山で使ってレビュー

筆者撮影

9月の富士山で使用しました。

閉山直後の9月中旬に行きましたが、季節外れの暑さで日中の気温は25℃でした。

風が強い日だったので、休憩中はウインドブレーカーを羽織らないと寒いぐらいのコンディションです。

1枚羽織るだけでしっかり風をブロックしてくれる印象があります。

風が身体に当たらないだけで、体感的には温かく感じられました。

山頂に着いて火口付近を歩いている間は風が強いこともあり、ずっと「S.L.W.アクティブウインドシェル」を羽織っていました。

軽いのでストレスがなくずっと着ていられますが、若干カサカサ音があります。

筆者撮影

下山中は天候が崩れつつあって肌寒かったため、ずっと着用していました。

ジッパーをすべて閉めていると若干蒸れを感じましたが、前立てのジッパーを開けてボタンを留めると一気に蒸れが解消されました。

バタつきがなく、快適です。

筆者はなで肩なのでザックを背負っていない状態でウインドブレーカーのジッパーを開けていると、肩部分が滑って脱げていってしまうことがよくあります。

ですが休憩中にザックを降ろしていても、ボタンのおかげでまったく脱げなかったんです。

蒸れも効率的に排出できて、風によるバタつきもしっかり抑えてくれるため、とても便利な機能です。

下山後に街中で着ましたが、これまで使用していたモンベルの「U.L. ストレッチウインドジャケット」よりも光沢が少ないので、山着感が薄れます。

下山後の街歩きでも恥ずかしくなく着られる一着です。

山も街も1着でOK!新ブランドMt.outdoorを要チェック

筆者撮影

今年できたばかりのガレージブランド「Mt.outdoor」、渾身の一着である「S.L.Wアクティブウインドシェル」を紹介しました。

「アウトドアも日常も、プロスペックの快適を」をブランド理念に据えられているだけあって、登山でも普段着でも快適に使えるジャケットに仕上がっています。

登山だけでなく、トレイルランニングやサイクリングなどのアクティビティを楽しまれる方にもおすすめのジャケットです。

生地屋さんが生地からこだわって作ったウインドブレーカーで、秋の登山に出かけませんか。