登山中の食事は火器を使って調理するレシピが多いため、温かい食事が多いです。しかし、暑い時期や日差しがある時などは、冷たく食べやすい食事がおすすめ。今回は火器を使わず食べやすい、冷やし出汁茶漬けをご紹介します。
冷やし出汁茶漬けのポイント
火器不要の簡単調理
冷やし出汁茶漬けは火器を使わずに完成するとても便利なレシピです。
入手する食材によって、好みのサイズに切り分ける場合がある程度で、材料を乗せるだけで美味しい食事が楽しめます。
冷えていて食べやすい
油っ気が少なく、冷えて食べやすいのが冷やし出汁茶漬けのポイントです。
登山中はカロリーを大量に消費するのでハイカロリーな食事が好まれますが、疲労した身体には受けつけづらかったり、日中に摂る温かい食事はあまり食欲をそそらない事も。
冷やし出汁茶漬けは冷水を保冷水筒に入れて持ち歩くことで、山でも冷たく食べやすい食事として楽しめます。
コンビニでも入手可能な食材
冷やし出汁茶漬けは、コンビニでも入手可能な食材で作っています。日帰り登山の場合、食材を当日に入手する方もいると思います。コンビニ食材なら、自宅から登山口までの移動で立ち寄れるのでとても便利です。
また、白飯は塩おにぎりや具材入りおにぎりを使うことができます。
登山向けのアルファ米を使うこともでき、登山開始前後に水を入れておけば、調理の際に白飯が完成しています。
材料
- 白飯:お椀1杯分
- めんつゆ:適量
- 野菜の漬物:40g
- サラダチキン:40g
- 塩こんぶ:適量
- 冷水:適量
作り方
具材を順番に盛り付けていく
器に白飯・漬物・塩こんぶ・サラダチキンの順番で盛り付けていきます。
綺麗に盛り付けていくと食欲も湧いてくるので、好みのレイアウトで楽しみながら盛っていきます。
めんつゆ・冷水をかけて完成
最後にめんつゆ・冷水をかけて完成です。
冷たく食べやすい味付けで、汗と共に失われた塩分が身体に染み渡ります。
味が薄い場合は好みでめんつゆを足すだけで調整ができます。
冷やし出汁茶漬けで涼しい山ご飯を
冷やし出汁茶漬けは、火器不要の簡単調理なのに、美味しい上に登山に必要なエネルギーや塩分などを食べやすく摂取できるおすすめレシピです。
暑い時期や低山ハイクなどでおすすめの冷やし出汁茶漬けですが、寒い時期はお湯を使って出汁茶漬けとしても楽しめますよ。
冷やし出汁茶漬け、ぜひ食べてみてください。