湖畔キャンプが楽しめる。日本百名山の「赤城山」
標高1828mの群馬県にある赤城山。古くは活火山でその山頂は大沼というカルデラ湖になっています。カルデラ湖までは車で簡単にアクセス可能!関東の山ということでアクセスも抜群。1年を通して登山者で賑わっています。
今回はその赤城山の4つの魅力を紹介していきます!
初心者〜中級者まで楽しめる!
赤城山は山頂付近のカルデラ湖まで車で簡単にアクセスが可能です。そのため登山口からの標高差が少なく比較的簡単に山頂にたどりつけます。
登山口から赤城山の最高峰である黒檜山(くろびやま)までの標高差は470m。約1時間40分で登れちゃいます!
とはいっても登りごたえのない山ではないですよ。
標高に近いところから登るので登山口から傾斜は急です。
しっかり装備を整えて挑みましょう。
山頂から見下ろす大沼や周囲の山々の絶景は圧巻ですよ!
絶景のお手軽湖畔キャンプができる!
絶景の湖畔キャンプを楽しみたいなら赤城山大沼湖畔「県立赤城公園キャンプ場」に行きましょう。
ここの絶景は間違いないです。
日本百景にも選ばれるほど。
夜は月夜に浮かぶ山々のシルエット、湖面に映る
朝は朝霧の湖とそこに浮かぶ釣り船
湖畔キャンプを存分に楽しみ、登山もできる。
しかもなんと県立赤城公園キャンプ場は無料で宿泊ができるんです!事前予約は必須ですが、無料でこのロケーションは最高ですよね。
しっかりマナーを守って楽しみましょう。鹿などの野生動物が多いので、ゴミの処理は厳しく行わなきゃいけないですよ!
冬山入門に最適!
赤城山は季節によって様々な姿を見せてくれます。
厳冬期には大沼は全面氷結し、山は厚い雪に覆われます。
標高差が少なく、雪崩の心配もほぼない赤城山は冬山登山のトレーニングに最適です!
日帰りで行けるのも安心ですよね。
思い切りアイゼン歩行やツェルトでのビバーク訓練などを試しましょう。
ツェルトでコーヒータイムも良いですね。
白銀の世界があなたを待っています!
しかし、油断はダメですよ!入門とはいっても雪山。
急な天候の変化での大雪やホワイトアウト、尾根には雪庇も出来ます。
十分な装備をしていきましょう。
ここでしっかり訓練をして、白銀の世界を楽しみましょう!
登山以外にも充実のアクティビティ
ここまでは登山以外にキャンプもできることを紹介しましたね。
実は他にも楽しめる所がたくさんあります。
赤城山といえばワカサギ釣り!
なんと赤城山は関東で唯一氷上ワカサギ釣りが楽しめる場所なんです。
氷上ワカサギ釣りと言えば北海道のような北国のイメージが強いですよね。
赤城山はその標高の高さから、冬の気温が低く雪も多く振ります。
そのため大沼は完全に氷結し、氷上ワカサギ釣りのためのテントが立ち並びます。
氷上に手回しドリルで穴を開け、糸を垂らしてワカサギを釣ります。フライにして食べたらそれはもう絶品ですよ!
もちろん夏も楽しめます。夏はボートを借りて釣りを楽しみます。
料金
入漁券 700円
◆レンタル
竿セット 1,000円(竿+仕掛け・エサ付)
スペシャル竿セット 1,500円(スペシャル竿+仕掛け・エサ付)
氷穴あけドリル 1,000円(1時間)
そのほか、イスやテント(1人用1,500円、2人用2500円・・・)のレンタルもあり。
※風の強い日は、テントのレンタルをオススメします!
◆販売
エサ代(白サシ、紅サシ、ラビット)100~500円
専用竿セット 1,500円/2,000円
仕掛け代 350円~500円
オシャレなカフェやお食事処、お土産屋などもあります。
また赤城神社で参拝するのもいいですね!
赤城山オススメ登山プランを紹介
赤城山を存分に満喫できる登山プランを紹介します!
県立赤城公園キャンプ場→黒檜山登山口→黒檜山山頂→駒ヶ岳山頂→赤城駒ヶ岳登山口→湖畔のお食事処→赤城神社→黒檜山登山口
キャンプ場で1泊するプランです。
週末土日が空いていれば、是非予約をしてキャンプ場で1泊してから登山に行きましょう。
赤城山を120%楽しめますよ。
1日目は県立赤城公園キャンプ場でテントを張って1泊します。
車を横付けできるオートキャンプ場なので便利ですね。
できるだけ湖畔に近い所を選ぶと風情が感じられていいかもしれません。
存分に湖畔キャンプを楽しんだら、テントを撤収して、車で黒檜山登山口まで移動します。無料の駐車場があるので、そこに車を停めたらいざ出発です!
登山口から尾根までは1時間半の行程です。初心者の方は時間に余裕を持って登り始めましょう。
尾根についたら黒檜山山頂の案内板に従い、左に進みます。
約10分ほどで赤城山最高峰、黒檜山山頂に到着。
登頂の達成感は最高です!
来た道を引き返し、次には駒ヶ岳山頂を目指します。
天気が良ければ絶景の尾根歩き。最高の眺望を楽しめます。
運が良ければ富士山も見えますよ!
約1時間で駒ヶ岳山頂に到着。
ここから下山を開始します。
最後まで気を抜かないようにしてくださいね。
約10分で分岐に到着し、駒ヶ岳登山口への案内に従い右に進みます。
約35分で湖畔の道路に到着。
達成感を噛み締めましょう!
そこから黒檜山登山口の方へ数分歩くとお食事処やお土産屋が集まった休憩場所があります。ここで昼食をとりましょう。
見晴館の舞茸の天ぷらそばがオススメです!
しっかり休憩をとったら赤城神社に進みます。
赤城神社は全国に300ある赤城神社の総本山。赤城神社に祀られる、赤城大明神に無事下山できた感謝をつげましょう。
ここから黒檜山登山口の駐車場はすぐです!
車に乗ったら帰りに温泉に寄って帰るのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は赤城山の4つの魅力について紹介しました。
オススメプランを参考にしつつ、自分なりの登山プランを組んで見ましょう!
赤城山は他にも地蔵岳や覚満淵など楽しめるところが沢山。
東京からのアクセスもよく、一年中楽しめる赤城山。
行かない手はないですよ。