「いざ、山ごはんに挑戦してみよう!」と張り切ってみたものの……
「食材買うの面倒くさいな〜」
「そもそも調味料とか揃っていないから料理とかできないよ!」
と、お悩みではないでしょうか。
そうしたお悩みを解決するのが……そう!コンビニ食材です。
今回はどこでも手に入れられる食材で、お手軽な山ごはんをご紹介します。
とにかく簡単にごはん作りを済ませたい方、必見ですよ〜!
まずはコンビニへ行って食材を購入
まず最初に、コンビニで食材を調達します。
自家用車で山へ向かう方は登山口の最寄りの店舗まで、電車で向かわれる方は駅周辺の店舗で購入しましょう。
ビニール袋は有料ですが最後にまとめてゴミを捨てるために、1枚購入しておくのがオススメです。
わたしは今回、緑の看板でおなじみの”ファミリーマート”で調達しました。
・リゾットの素(粉末タイプ、粉チーズでも可)
・じゃがりこ
・コンビーフ(缶詰タイプ)
・ロールパン(4ヶ入り)
金額はおよそ1,000円ほど、一人あたりワンコイン(500円)で揃えられる山ごはんです。
材料を見て、なんとなくメニューは察していただけましたか?
本日は『しゃけのチーズリゾット』『じゃがりコンビーフ』の2品を作ります。
どちらかと言えば塩気が多いメニューなので、疲れ切った山頂で食べるにはぴったり!
それではさっそくはじめましょう。
クッカーと簡易的な水筒を持参しよう
前回の「冷凍うどんレシピ」の記事のときにもご紹介したのですが、今回も同様のクッカーを使用します。
今回は大小、2つ使用するので忘れずに持参していきましょう。
調理では水を使用するので、飲む用も考慮した上で2リットル以上の水分を持っていく必要があります。
ペットボトルをそのまま持参する方法もありますが、今回はこちらの製品をご紹介します。
「エバニュー(EVERNEW) ウォーターキャリー2L」は登山やキャンプなどの野外へ出かけるときに活躍する簡易的な水筒。
素材がナイロン・ポリエステルととても頑丈に作られていて、質量も42グラムとだれでも簡単に持ち運びができます。
折りたたむこともできるので、下山する際などすこしでも荷物を少なくするためには、使い勝手がいい製品でしょう。
登頂したら、さっそく調理開始!
今日は大阪府と奈良県の境目にある大和葛城山(やまとかつらぎさん)に来ました。
標高は959mで、金剛山地の主峰である金剛山(こんごうさん)に続く登山ルートが設けられています。
大阪府南部地方を一望できる絶景スポットで、調理開始です!
レシピ① コンビニおにぎりを使った『しゃけのチーズリゾット』
まずはじめにリゾットを作ります。
今回、あらかじめS&Bが販売しているリゾットの素を持参しましたが、コンビニで売っている粉チーズで代用可能です。
まずはじめに100mlほどのお湯を沸騰させ、半分にしたしゃけおにぎりを3ヶ入れます。
(万が一ザックの中でつぶれてしまっても、この時点で小さくして使うので問題ないですよ!)
おにぎりの原型が残らないくらいかき混ぜ、お米が柔らかくなったところでチーズリゾットの素を入れて混ぜます。
ある程度混ぜ終えたら、完成。う〜ん、チーズのいいにおいがしてきます!
この時点でもう食べたいのですが今回はもう1品作るので、蓋をしてすこし寝かせておきましょう。
レシピ② 使うコンビニ食材はたったの2品!『じゃがりコンビーフ』
材料はこちらです。
「……いやいや、シンプルすぎ!」とツッコまれそうですけれど、材料はこの2つだけです。
小さいクッカーの上で、じゃがりこを粉々にしてください。全部使いますので、箱ごとつぶしてもらってもオッケーです。
ほんのすこし水を加え、火にかけながら柔らかくしたところでコンビーフを丸々1缶投入してください。
あとはひたすら混ぜるだけ!
コンビーフ1缶全て入れると少し多いので、お好みで調節してください。
ちなみにこのレシピ通りに作ったら、じゃがりこの味が消えるまでコンビーフの味が強く出てしまいました……。
しかしパンと食べると相性抜群です!金剛山を背景にいただきま〜す。
とにかく手軽に済ませたかったら、コンビニ食材を使った山ごはんがおすすめ!
しゃけのチーズリゾットはおにぎりの海苔の風味がほどよく効いて、チーズとの相性抜群でした!
具材はしゃけ以外にも、シーチキンやたらこも合いそうですね。
じゃがりコンビーフはおかずだけではなくて、お酒のアテにもぴったりな1品。女子ウケにもよさそうです。
ちなみに今回調理にかかった時間は、なんとたったの10分!
準備段階から食べ終わるまで本当に手軽に済ませられるのも、コンビニ食材ならではの特権です。
さぁ、あなたもコンビニで食材を調達し、お手軽な山ごはんに挑戦してみましょう〜!